2018-05-17 第196回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
○安住委員 話が景気の話にそれていくとちょっと困るので、ターゲットを絞って、プライマリーバランスのことにしたいと思います。 つまり、一七年の推計では、仮に、変な話、この消費税の問題で、使い道を少し変えただけでもこれは遠のくんだけれども、しかし、実際は、推計によると基礎的収支は今でも十八・五兆ぐらいの赤字になるのではないかということなんですね、麻生大臣。 ということは、二〇年の目標というのは事実上絵
○安住委員 話が景気の話にそれていくとちょっと困るので、ターゲットを絞って、プライマリーバランスのことにしたいと思います。 つまり、一七年の推計では、仮に、変な話、この消費税の問題で、使い道を少し変えただけでもこれは遠のくんだけれども、しかし、実際は、推計によると基礎的収支は今でも十八・五兆ぐらいの赤字になるのではないかということなんですね、麻生大臣。 ということは、二〇年の目標というのは事実上絵
○安住委員 政府は、既に昨年の十二月の時点で、十二月八日の閣議決定で新しい経済政策パッケージについて決定をしておりますが、その七の項目の「財政健全化との関連」というところで、もう既に二〇年度のプライマリーバランスの黒字化目標の達成は困難であると。今、その理由として、麻生大臣は、つまり総選挙の公約で、この使い道を社会保障費の充実に充てることにしたということですよね。しかし、私は、大変これは残念だなと実
○安住委員 きょうは、二十分ほどありますので、麻生財務大臣と、財政再建の問題について少しお話をしたいと思います。 連休中に、日本経済新聞は五月二日、それから東京新聞が同三日、さらに朝日は五月八日と、基礎的財政収支の目標を、一九年以降の財政健全化計画を、二五年度に先送りする方針を固めたという記事が一斉に出ましたけれども、財務大臣、これは事実でしょうか。
○安住委員 その後、十三日に週刊誌側が音声データを公開した。確かに、私も福田さんとはきのうきょうのつき合いではないから、類推するに、そうだろうなという感じはしましたよ。 ただ、私はそこでちょっと気になるのは、私はいつも、自分がそういう立場だったので、自分ならどうしたかなと思いながら麻生大臣の対応を拝見させていただいているんですけれども、ここで、官房長に対して指示をしたと書いてありますね。それはどういう
○安住委員 ということは、麻生大臣から、このような報道が出ること自体問題であり、財務省が現在置かれている状況を踏まえて緊張感を持って行動するようにというのは、大臣は、要するに、ゲラ刷りに、こういうのが出ますということに対して、世間を騒がせたのはけしからぬというふうに注意をしただけで、この話がいわゆる今のセクハラ問題になるのでいかぬじゃないかという注意の仕方をしたわけではないんですね。
○安住委員 きょうは三十分ほどいただきましたので、最初は、残念ですけれども福田次官や森友の問題をやらせていただきます。 後にちょっと、地銀の再編問題について、公正取引委員会もきょうは来てもらっていますね。ちょっと金融庁も含めて議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 さて、福田次官の話ですけれども、麻生大臣、この調査書を見ると、十一日、十二日に、福田次官から麻生大臣に報告があり
○安住淳君 皆さん、こんばんは。 私は、民進党・無所属クラブ、日本共産党、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、安倍内閣不信任決議案について、提案の趣旨を御説明申し上げます。(拍手) まず、決議案の案文を朗読します。 本院は、安倍内閣を信任せず。 右決議する。 〔拍手〕 以上であります。 討論に先立ち、現在の参議院における与党側の対応について断固抗議します。 参議院法務委員会
○安住委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣の目的、派遣委員、派遣期間、派遣地等所要の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり
○安住委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。 沖縄及び北方問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安住委員長 これより会議を開きます。 この際、御報告いたします。 今会期中、本委員会に参考送付されました陳情書及び意見書は、お手元に配付いたしておりますとおり、北方領土問題の早期解決等に関する陳情書一件、北方領土問題の解決促進を求める意見書一件であります。 ————◇—————
○安住委員 確かに日本のマスコミというのは、どうしてもこれは島国で、国境線を地続きで持っていないので、特にちょっと距離の離れた諸外国に対しては特派員も置いていないようなところも多くて、なかなか世界情勢が、国際会議に出て話が出るほどの重要性が、日本に帰ってくるとプライオリティーが下がってしまうというのは、実は私はマスコミにもいましたから、全くおっしゃるとおりです。 しかし、実はこれは世界経済に対する
○安住委員 第二次世界大戦を含めて、領土侵攻というのは本格的な世界大戦につながるわけですね。 ロシア人じゃなくてロシア系住民ですね。しかし、それはウクライナ人であることは事実で、ウクライナ国に帰属をしている方々なわけだから。そういう意味では、隣国にいるロシアが国境を越えて何かをするというのは、これは侵攻ということにもなると思います。 やはり今見ていますと、昔KGBというのがありましたけれども、大臣
○安住委員 おはようございます。 きょうは、一般質疑で一時間ほどいただきましたので、大臣、最初に、ウクライナ情勢についてちょっと意見交換をさせていただいて、その後、我が国の少子高齢化社会の中での税制のあり方について基本的なお考えをお伺いさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。 さて、ウクライナ情勢が大変緊迫をしております。きょうの朝のニュースを見ますと、暫定政権側のトゥルチノフ
○安住淳君 ただいま議題となりました法律案につきまして、沖縄及び北方問題に関する特別委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 本案は、沖縄の自主性を尊重しつつその総合的かつ計画的な振興を図るため、課税の特例に関し、経済金融活性化特別地区制度に係る特例措置を創設すること等の所要の措置を講ずるものであります。 本案は、去る三月七日本委員会に付託され、十二日、山本沖縄及び北方対策担当大臣
○安住委員長 内閣提出、沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 趣旨の説明を聴取いたします。山本沖縄及び北方対策担当大臣。 ————————————— 沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案 〔本号末尾に掲載〕 —————————————
○安住委員長 これより会議を開きます。 この際、三ッ矢外務副大臣及び亀岡内閣府大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。三ッ矢外務副大臣。
○安住委員長 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として内閣府政策統括官井上源三君、内閣府沖縄振興局長石原一彦君、内閣府北方対策本部審議官山本茂樹君、外務省欧州局長上月豊久君、厚生労働省大臣官房審議官古都賢一君、水産庁資源管理部長枝元真徹君、国土交通省北海道局長関博之君、環境省自然環境局長星野一昭君及び防衛省防衛政策局長徳地秀士君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 この際、昨二十四日、沖縄問題に関する実情調査のため、委員十名が参加して沖縄県内の視察を行いましたので、参加委員を代表して、私からその概要を御報告申し上げます。 まず、那覇市において、沖縄県の市長会、議長会など四団体の代表及び各圏域団体の代表の方々と、沖縄が抱えるさまざまな課題等について意見交換を行いました
○安住委員 そこで伺いますけれども、消費税の八%への引き上げは決まりました。もちろん、反動減の心配とかはあるでしょう。しかし、自民党の皆さんがどう思っているか知らないんだけれども、総理まで御経験なさっておられる麻生先生ですから、私は、やはり日本の財政は非常事態ではないかなと思っているんですよ。これは後で黒田さんにもお伺いしますけれども。 財政再建をするというのは、余り人気の出る政策ではないです。お
○安住委員 これは実は、二〇一〇年から国際公約をしております。私もG20の席で何度もみずから話をさせていただいて、私の場合は、だから消費税を上げていくということを言ったわけですね。 今の大臣の話はちょっと抽象的だと思うんです。私が聞きたいのは、二〇一五年というのは未来の話でなくて来年度でございますので、では、来年度半減をするということは具体的にどういうことなのかということを私は伺いたいんです。
○安住委員 きょうは、大臣所信でございますので、大臣の所信の何点かについて質問させていただくと同時に、黒田総裁、どうも御足労いただきまして、ことしもよろしくお願いします。ことし初めてでしたので。 金融緩和についてお話をしたいと思います。 さて、先般、大臣がここでお話しになった日本経済の現状と財政政策等の基本的な考え方、これを私も聞かせていただきまして、また読ませていただきましたが、ここからちょっと
○安住委員長 これより会議を開きます。 沖縄及び北方問題に関する件について調査を進めます。 沖縄及び北方問題に関する政府の施策について、山本沖縄及び北方対策担当大臣及び岸田外務大臣から順次説明を求めます。山本沖縄及び北方対策担当大臣。
○安住委員長 皆さん、明けましておめでとうございます。 再び委員長を拝命いたしました安住でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 この委員会は、沖縄北方問題に関して、これまで衆議院の中で特別委員会としては長く審議をしてきた委員会でございます。ことしは、これまで以上に実のある審議をして、それぞれの抱えている問題について、精力的に衆議院で、委員会の運営を円満に進めながら、実のある結果を出していきたいと
○安住委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 なお、ただいま議決いたしました本請願の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安住委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 採決いたします。 本請願は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安住委員長 これより会議を開きます。 開会に先立ち、民主党・無所属クラブ所属委員に対し、御出席を要請いたしましたが、御出席が得られませんので、やむを得ず議事を進めます。 請願の審査に入ります。 今会期中、本委員会に付託されました請願は、北方領土返還促進に関する請願一件であります。 本請願を議題といたします。 まず、審査の方法についてお諮りいたします。 本請願の内容につきましては、既に請願文書表等
○安住委員長 これより会議を開きます。 北方問題に関する件について調査を進めます。 本日は、本件調査のため、参考人として、根室市長長谷川俊輔君、北海道大学名誉教授木村汎君及び公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟副理事長萬屋努君、以上三名の方々に御出席をいただいております。 この際、委員長から、参考人各位に一言御挨拶を申し上げます。 本日は、御多用のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました
○安住委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。 次回は、来る十二月四日水曜日午前八時五十分理事会、午前九時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十時一分散会
○安住委員長 これより会議を開きます。 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。 北方問題に関する件調査のため、来る十二月四日水曜日午前九時、参考人として根室市長長谷川俊輔君、北海道大学名誉教授木村汎君及び公益社団法人千島歯舞諸島居住者連盟副理事長萬屋努君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○安住委員 検査は五日からでございます。ですから、まだ入っておりません。 私は、これから入るときに、きょう、読売新聞なんかに新生銀行の話も一面で載っていましたね。ですから、これは残念ながら広がる可能性というか、そういうことも否定できないわけですから、みずほに対する検査もしっかりやってもらわないといけません。 みずほに検査をするときに、私は、一番肝心の部分を必ず検査してもらいたいんです。それは何かというと
○安住委員 みずほは第三者委員会をみずからおつくりになられて、その報告書が二十八日に出ております。これを見ますと、隠蔽の意図は認められないという結論をつけているんですね。それは、みずほ側の考えでございますが。 麻生大臣、私も短い期間ですけれども金融担当の所管をしましたけれども、やはり一番困る話は、監督官庁の金融庁に対して、こういう事案で、いわば意図的なのか、そうでないのかはいずれ調べるとしても、こういうことで
○安住委員 おはようございます。 きょうは、四十五分の時間をいただきまして、ありがとうございます。 私は、きょうは、三点質疑をさせていただきます。まず、やはりみずほの話。それから、消費税の話ですね。そして最後に、私は被災地の出身でもございますし、復興法人税をつくった本人でございますので、その点について、今、政府、総理がお考えになっておられる話と私の考えはちょっと違うものですから、この点について少
○安住委員長 この際、一言御挨拶を申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、委員長の重責を担うことになりました。 実は私は、平成十八年から一年間ほど当委員会の委員長をやらせていただいておりましたものですから、二度目の委員長ということになります。 沖縄の振興、そして沖縄の抱えているさまざまな問題、当地域選出の国会議員の先生方も、こうして見ますと多数おられます。 さらに、北方問題は、
○安住委員 ありがとうございました。 昨年来、國部参考人とはさまざまな立場でお話しさせていただきましたけれども、円高が非常に厳しい時代だからこそ、逆に当時は、海外にどんどん積極的に進出していただいて金融大国としての地歩を固めようということを私どもも民主党政権下で申し上げました。 東南アジア、ましてアメリカ大陸においても、主要企業が日本の銀行に対して大変熱い視線を送っておりますので、ぜひ、それに応
○安住委員 引き続き、もう一点、國部参考人に伺います。 中小企業の金融円滑化法の問題で伺いますが、実は、三月末で期限が到来をいたしました。日本の国内ではもともとこの法案の賛否また議論の分かれるところでございましたが、とりあえず三年間行われたわけであります。 しかし、事業再生支援や経営改善計画策定支援が必要な企業というのは、実は国内には五、六万社あるのではないかと言われているわけですね。これらが果
○安住委員 おはようございます。 三参考人、お招きをさせていただきましたけれども、快く引き受けていただいて、感謝を申し上げます。 それでは、時間もありませんので、手短に、順次質問させていただきます。 まず、簡単に申し上げますが、この法律は、御存じのとおり、私も含めて、昨年のさまざまな事案に、また、一昨年のカンヌ・サミットでは、直接私が提起をして、国際破綻ルールをつくろうということでやってまいりましたので
○安住委員 確かに、総理、一面正しいと思うんです。ただ、もう一面で考えなきゃいけないのは、やはり財政状況が今いかに深刻かということもあると思うんです。 ここに、実は後年度試算の影響評価があります。二十四年度がこっちで、二十五年度がこっちなんです。つまり、後年度試算というのは、財務省として、予算を出すとともに、今後こういうふうに国債費はふえていきますとか、そういうことを試算しているんです。それをごらんになっていただいたかどうかはわかりませんが
○安住委員 ありがとうございました。 そこで、総理、単刀直入に伺います。今の景気状況は上向きつつあるということは評価します。さて、そうなると、この法律に書かれた文言で言えば、八%と一〇%の引き上げというのは可能なんでしょうか。今のような経済状況だったら上げられると思いますか、それとも、そうでないというふうな御判断でございますか。
○安住委員 総理、おはようございます。連日、本当に御苦労さまです。まだ予算案が成立しておりませんから、大変緊張もしていると思いますけれども、きょうは、二時間半ほど、財務金融委員会におつき合いをいただきたいと思います。 私どもの持ち時間は四十五分でございますので、その範囲で質問させていただきます。 まず、基本的なことを申し上げますと、今回の二十五年度税制改正の大綱に基づく税制改正について、我が党は
○国務大臣(安住淳君) はい。 アプローチを外に出して、それで滑走路を造ると。直接私も多少かかわりましたから、沖縄の基地全体が戦闘機の離発着も含めて民間航空のすき間すき間でやっているという状況は十分認識しておりますので、関係機関とよく検討しながら、できるだけニーズにこたえられるようにしていきますが、巨額なものですから、どういうふうに調達するか、頑張りたいと思います。
○国務大臣(安住淳君) 様々な問題があって一〇%ということになっておりますけれども、この九〇%を損金算入できる特例が設けられていますが、先生はなお改善が必要だという話でございます。 確かに、企業にとってこれが潤滑油になったり様々な経済的な効果もあったという意見もありますが、しかし一方で、透明性を確保していきながら経営をしていただきたいという趣旨もありまして、こういうところに現在落ち着いております。
○国務大臣(安住淳君) 急な質問でございましたので、ちょっと何点かにわたっていますけれども、一つ問題なのは、やっぱりグローバル経済ですから、日本の中で勝っても世界の中で勝てるかといえば、そう甘くない中でやはり経営をしていかなければならないと。すると、やっぱりコスト削減で短期間で結果を出していくというふうなところに走ってしまう傾向というのは世界的にあると思います。 ただ、ちょっと一例を申し上げますと
○国務大臣(安住淳君) ただいまの特別会計における剰余金の縮減と効率的活用に向けた取組について、特別会計の積立金等の適正規模等に関する情報開示の改善について及び国庫補助金等により都道府県等に造成された基金の有効活用等についての審査措置要求決議につきましては、御趣旨を踏まえ、適切に対処してまいる所存であります。